教員をその場所で目指しますか?

全国一律に行われる国家試験と違って、教員採用試験は各自治体で採用されるための条件が異なります。公立学校では比較的競争率の低い小学校ですら約2〜30倍程度となっており、高校に至っては100倍を超えてしまう現状では「必ず教員になる」という目標は机上の空論に陥る危険をはらんでいます。
採用されたい地域が決まっているという方には別論になるのですが、競争倍率対策重視なら、採用されやすい地域に絞り込んで目指すべきでしょう。各地方別の競争倍率を確認して、何倍の競争率で採用されているのか?・どの地域の学校が競争率が低いのか?・しっかりとした受験対策をした上で、一日どれくらいの勉強時間が必要なのか?などを、着実に自分の生活サイクルに落とし込んで考えてみましょう。
社会人の方は仕事に左右される要素まで考慮してプランニングしなければ、受験指導校が提示するデータだけを頼りにしていても教員採用はおぼつきません。まずは具体的なイメージありきです。

私学の教員採用を考える

公立学校の教員オンリーでの採用を目指している方にとっても、私学での採用試験を考えてみることは実は大変重要なポイントです。まず私学の場合は採用へのルートが幾つかあって、新聞等の広告による募集もあるのですが、私学教員適性検査(各都県によって異なります)を検討してみる、私学の学校関係者から推薦を頂いたうえで採用を目指すなどが考えられます。
また、全日制に強いこだわりがあれば別ですが、ウェブ上で授業を行う通信制の高校による採用も視野に入れてみるなど、私学教育のユニークさは教員採用の面でもプラスメリットがあるのです。収入面・教育方針もチェックした上で、自分の納得できる内容であれば教員採用への選択肢となり得るのです。
色々調べた上で、「こんなこともあるのか!」という発見が幾つも出てくるようであれば、今までが確実に検討不足であったといえるでしょう。公立学校の教員採用試験まで時間的余裕のあるうちに角度を変えて検討しましょう!

教員採用試験の指導校での学習

教員採用試験の受験指導校で学習されている方も、早い時期に学習プランをより深く見つめてみましょう。かなりの量の学習が要求されますから社会人でしかも通信教育の方は要注意です。直前期では学習プランを大きく変更するのが大変なので早い時期から質・量共に中身の濃い教員採用試験対策が要求されます。原則どの分野の得点能力もアップを狙いますが、学習指導要領や指導法についても備えを欠かさないようにしましょう。
また、自身の成績を細かく分析できるのが指導校のメリットなので、得点力の低い分野の学習量充実を図って下さい。教員採用試験の直前期になれば、各模擬試験の結果から分析できる得点力と自身の割いてきた学習量を照らし合わせて効率の悪い分野は得点力低下だけを防ぐ、伸びる見込みのある分野については学習量を増やす、などの具体的な教員採用本試験対策を行いましょう。
特に社会人の方は勉強時間の制限があるので、教員採用試験直前期の体調管理も大切にして下さい。

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